塗りつぶす
製作バージョン:PhotoshopCS2
「絵を描いてみよう」からのステップアップです。
「塗りつぶしツール」のちょっとしたコツと対処法の紹介です。
最終更新日:2006年05月16日
塗りつぶしツールの注意点
まず「ブラシツール 」で描いた下図の丸の中に「塗りつぶしツール 」で色を塗ってみます。

「塗りつぶしツール」で色を塗ってみました。
 
線の「青」と中の「緑」の間に白い隙間があるのがわかりますでしょうか?
次に「鉛筆ツール 」で描いた下図の丸の中に「塗りつぶしツール 」で色を塗ってみます。

「塗りつぶしツール」で色を塗ってみました。
 
今度は白い隙間がありません。
「塗りつぶしツール」は「指定されたポイントと同じ色の範囲を塗りつぶす」という動作をします。
「ブラシツール」で描いた線は、線にグラデーションができ、「青の線」と「白の内側」の間に、「水色」という別の色で補完されています。
ですので「白」の部分を塗りつぶしても、間の「水色」部分がそのまま残ってしまうのです。

「鉛筆ツール」はこのように間に別の色がないので、隙間なく塗れるのです。
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「ブラシツール」の内側を隙間なく塗りつぶす
しかしいくら隙間ができないといっても、「鉛筆ツール」では線がガタガタ。
では「ブラシツール」で作成した滑らかな線の内側をキレイに塗りつぶしましょう。
「塗りつぶしツール」を選んだ状態で、オプションバーの[ 許容値 ]を設定します。

この許容値は「0〜255」の値を設定します。
[ 許容値 ]は「指定したポイントとどのくらい似た色か?」をあらわしており、「0」を入力すると「指定した色(クリックした部分の色)と同じ範囲のみ」塗りつぶせます。
どんどん値を大きくしていくと元の色に近い値から塗りつぶす範囲が拡大していきます。
今回は「100」を設定してみました。
 
どうでしょう?今度はすきま無く塗りつぶすことができました。
[ 許容値 ]は慣れないと、どのくらいの値を指定したらいいのかわかりにくいです。
はじめは適当に設定して塗ってみて、「ダメかも・・・」とおもったら戻ってやり直しながら調整するとよいでしょう。

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この[ 許容値 ]を使用した塗り方は、「塗りつぶす範囲が不透明」の場合のみ使用可能です。
[ 許容値 ]は色が塗ってあるところにしか影響しないため、左図のように背景が透明ですと、何も設定されていないのと変わらない動作をします。 |
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おまけ・透明な背景の内側を塗る
実際イラストを描く場合、背景は「透明」なことがほとんどで、線の内側が透明です。
この場合、そのままでは「塗りつぶしツール」が非常に使用しにくいです。
そのため、面倒でも「線」とは別に色を塗る必要があります。
下図では「青い丸」のレイヤーの下に、新規レイヤー「レイヤー1」を作成して丸の内側部分を「ブラシ」で塗りつぶしています。
 
今回は「透明」だと「塗りつぶしツール」が扱いにくいのでこの手法をとる…という紹介の仕方をしましたが、実際にイラストを描くときは「線」の内側を直接塗りつぶすことは少なく、この手法を多く用います。
直接「線」の内側を塗りつぶしてしまうと、後で「塗りなおし」がしにくいためです。
またイラストの場合、線と線が確実につながっているという保証もなく、「塗りつぶす」範囲に「すきま」があると、うまく塗りつぶせません。
このほかにも「線」をすべてパスで作成するともっと手軽に色が塗れますし、選択範囲をうまく使用して楽に塗ることもできます。
もう少しPhotoshopに慣れた人向きなのでここでは略しますが、方法はいろいろあるので、自分なりの方法を探ってみましょう!
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