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Photoshopを始める前に その2

イキナリPhotoshopを始める前に自分のモニタの調整をしましょう
※この記事はWindowsを使用していることを前提に書かれています。
Macintoshをお使いの方は一部の説明において適切でない部分がありますので
ご自分の環境に置き換えてお読みください。

■なぜ調整が必要?


紙に印刷された絵と異なり、CGではモニタを介して絵を見ます。

紙に印刷された絵は、その絵を見る人にだいたい同じ印象を与えることができます。
しかしCGでは、さまざまなモニタの種類があり、ユーザーごとに個々の設定がされ、
さらにそのモニタの寿命や周りの環境光によって、色味やコントラストなど、
かなり異なった印象を与えてしまうのです。

でもHPなんかでは、できるだけ自分のベスト状態の絵を見てほしいですよね?
ですので、標準状態にモニタを調整しておくことは、とても大切なのです。
これをすることによって、異なるユーザーごとの環境でもほぼ同じ状態で絵を見ることができるのです。
また印刷する場合でも、モニタ上の絵と印刷された絵の違和感を減らすことができます。


■調整ってどうするの?


1、ハードで調整する
モニタについてる調整スイッチを使用して調整します。
モニタごとによってかなり異なりますが、明るさや画面の位置など調整できますよね?
それらを使用して、調整しましょう。
モニタ(ハード)で調整するのは色温度です。

2、ソフトで調整する
このへんは、モニタの付属ドライバについてたり、HPで紹介されてたりイロイロあります。
ですが今回はPhotoshop講座ということでPhotoshopでできる方法をご紹介します。
ソフトで調整するのはガンマ値です。

■色温度を調整しましょう


※ノート型PCは基本的に色温度の設定はできないので読み飛ばしていただいてOKです。
※古い型のモニターでもできないものがあるかも。

・色温度とは?
色温度は光の色を絶対温度で数値化したものです。
通常、人間の目には順応性があり、白い紙はどんな光源で見ても白くみえます。
ところが本来、光には色があり、「温度」が高ければ青く見え、低ければ赤く見えるのです。
そう、昼間は空が青く、夕方は空が赤いのは、光の温度差、「色温度」があるからなのです。
でもって、モニタも光で画像を映し出しているわけで、やっぱり色温度があります。
だいたい太陽光の色温度は9300K(K:カルビン)位らしく、多くの機種では
初期設定で太陽光の色温度に近い9300Kが設定されているそうです。

・で、結局なんで色温度を調節しないといけないの?
手描き色温度表
そう、このままではダメなのです!
みなさんは真昼、空が白く見えますか?空は「青」く見えますよね?
実は、通常、初期設定のままの色温度では全体に青みがかっているのです!
というわけで、「白」を正しく「白」と認識するために「色温度」を調整してやる必要があるのです。


・用途にあわせて調整しましょう
モニタ上でのみ正しく表したい(色温度:6500K)
 昼光色と呼ばれる色温度で、モニタ上で自然な白色を表示することができます。
印刷目的なので印刷時に正しく表示されるようにしたい(色温度:5000K)
 モニタ上では少し赤っぽく見えるかもしれませんが、印刷するときれいに白色を表示することができます。
Webで公開したい(色温度:9300K??)
 これが微妙で(苦笑)。一般的に初期設定で使ってるとしたら9300Kでよいと思いますが・・・。
 不特定多数の人が見てると思うとムズカシイところですね。個人的には6500Kがいいかなぁ?

※モニタごとに操作方法が異なるので、モニタの説明書を見て調整してみてください。
※調整しても、しなくても実際の色情報が変るわけではありませんが、
 調整することによって本来の目的に近い色味で作業することができます。

■ガンマ値を調整しましょう


・Adobe Gammaを使用して調整をする
これはPhotoshopに添付されているソフトですのでPhotoshopをお持ちの方はどなたでも
(Elementsでも)調整することが出来ます。
(ガンマ値だけの調整ではありませんが。)

・では早速調整を行いましょう
・Adobe Gammaを起動する
「スタート」>「設定」>「コントロールパネル」で「コントロールパネル」フォルダを開きます。
(Windowsのバージョン、各ユーザーの環境によって異なりますが
Windowsではコントロールパネルに入っていると思います。)

するとPhotoshopがインストールされているマシンであれば「Adobe Gamma」という
アイコンがあると思うのでそれを起動してください。
(Photoshopをインストールすると自動でインストールされているはずです。)

起動するとまず下図のようなWindowが開かれるので「ステップごと(ウィザード)」を選択し、
「次へ(N) >」を選択してください。(2回目以降の方は「コントロールパネル」でよいと思いますが)
「Adobe Gamma」起動

・モニタ・プロファイルを選択する
モニタ・プロファイルを選択
あまり詳しくない方はそのまま「次へ(N) >」を選んで頂いてよいと思います。(たぶん)
「読み込み...」では「モニタプロファイルを選ぶ」というウィンドウが表示され選択が促されます。
わかる方は各自のモニタ設定のものを選択して頂いてもよいと思います。
(ソニーのトリニトロンモニタで色温度を9300Kに設定した場合は「sony_d93」を選択するなど)
ちなみにTABASAは何も考えず「次へ(N) >」を選択しています。(苦笑)

・明るさとコントラストの調整
明るさ・コントラスト
とりあえずウィンドウにあるメッセージにしたがって調整するとよいと思います。
ただし、室内の明るさによっても左右されますので
通常自分がPhotoshopを使用するときの部屋の明るさ(環境)にしてから調整することをお勧めします。
さらにマシンを起動してから30分以上経過してから調整するとよいでしょう。(画面が落ち着くので)

・色度座標を確認
色度座標
これも良くわからなければそのまま「次へ(N) >」を選択してよいと思います。
(この辺は管理人も詳しくありません(ゴメンナサイ)情報求ム!)

・ガンマ値を調整
ガンマ値
・「単一ガンマのみ表示」このチェックボックスをはずすとRGB毎の調整になります。
・ガンマ「Windows 初期設定」では「2.20」、「Macintosh 初期設定」では「1.80」です。
「1.8」は印刷向き「2.2」はモニタ向き設定です。
・使用のビデオカードによって(もしくはWindows NT)はガンマ選択が出来なかったりするらしいです。

・色温度を選択
白色点
基本的には6500Kがお勧めですが、モニタは劣化していくものなので
各自のモニタに合わせて選択ください。

・調整された白色点を選択
白色点
基本的には「ハードウェアの値と同じ」でよいとおもいます。

・調整比較
比較
この時点で一通り調整が終了しました。
調整前と調整後の画像は「前」「後」を選択するだけで確認することが出来ます。
これでよかったら「完了」を選択します。

・設定の保存
保存
「完了」をおすと設定を保存する画面になります。
オリジナルの名前を付けて設定は完了です。
ファイルの拡張子には.icmを使ってください。


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